新・理工学部
31|貞方 敦雄 Atsuo Sadakata
機械電気創造工学科
|研究テーマ|
■有機EL、有機太陽電池、色素増感太陽電池、有機熱電変換素子、有機トランジスタ、エレクトロクロミックに関するデバイス作製及び動作解析に関する研究を行っています。これらを応用してペースタブルヘルスケアデバイスの開発に取り組んでいます。また、半導体人材教育に向けた有機・無機半導体素子の作製及び測定に関する教材開発にも力を入れています。
自然界には様々な個性を有した有機分子が存在します。例えば、有機分子に、電流を流すことで発光する有機EL、光を照射することで電気を造り出す有機太陽電池、温度差を与えることで電気を造り出す有機熱電変換素子、電流の流れを制御できる有機トランジスタ、電気的な刺激を与えると色が変わるエレクトロクロミック素子が作れます。
■理工学部を目指す高校生へのメッセージ
理系の学びは、九州を支える力になります。数学や物理、電気、機械、化学に悩む日々もあるかもしれませんが、それは未来を創る力を磨いている証拠です。失敗しても大丈夫。わからなくても大丈夫。大切なのは「なぜ?」と問い続け、「もっと知りたい」と思い続ける気持ちです。九産大 理工学部は、モノづくり、研究、テクノロジーの最前線を学べます。あなたの好奇心が、新しい発見や未来の技術へとつながっていきます。
■プロフィール
1985.10 生まれ 福岡県出身
2004.3 九州産業大学付属九州産業高校 機械科 卒業
2008.3 九州産業大学 工学部 電気工学科 卒業 学士(工学)
2010.3 九州産業大学 大学院 工学研究科 博士前期課程 電気工学専攻 修了 修士(工学)
2013.3 東京工業大学 大学院 電子物理工学専攻 博士後期課程 修了 博士(工学)
2013.4〜2015.3 日本学術振興会 特別研究員(東京工業大学)
2013.4〜2015.3 千葉大学 工学部ナノサイエンス学科 非常勤講師(回路理、ナノ計測科学)
2015.4〜2017.3 九州産業大学 工学部 電気工学科 助手
2017.4〜現在 九州産業大学 理工学部 講師
32|福田 翔 Sho Fukuda
機械電気創造工学科
|研究テーマ|
■エアコン等に使用される新規物質に関する伝熱および性能に関する研究
地球環境にやさしい新規物質に対して熱の伝わり方やシステム全体の性能を測定し、次世代の空調機器の開発に必要な情報を取得している。取得した情報は共創研究先と共有し次世代の空調機開発に使用されている。共同研究先としては三菱重工サーマルシステムズ、出光興産、KMCT、東京電力、福岡大学があり、国のプロジェクトの一環としても研究を行っている。
■理工学部を目指す高校生へのメッセージ
機械や電気の知識・技術は生活に密着したものとなっており、日常生活を支える基盤となっている。その知識・技術を取得し生活を支える基盤を支えたいと思う人が向いていると思います。また、研究に関しては未知な事や社会の問題に関して興味がある人に向いています。
■プロフィール
2009年 八代工業高等専門学校専攻科卒業。
2014年 九州大学大学院総合理工学部環境エネルギー工学専攻
博士後期課程修了博士(工学)取得。
2014〜2018年 九州大学熱エネルギー変換システム学研究員。
2018年〜 九州産業大学着任
33|榎本 成志 Seishi Enomoto
機械電気創造工学科
|研究テーマ|
■宇宙の始まりにおける物質生成の起源を探る研究
私の研究では、宇宙の始まりにおける物質生成がどのような物理法則からどのような過程を経て現在の宇宙に至っているのかを探っています。宇宙の始まりでは超々高密度・超々高温の火の玉で、エネルギーと物質が互いに頻繁に行き来でき、従ってこの時代に様々な“物質”が生成されたと考えられています。“物質”とは、実際に我々の体を構成する素粒子や、いまだ未発見の暗黒物質などもその 1つです。これまでの多くの研究でわかっていることは、現在の宇宙を再現するような物質生成は、現在の物理法則では再現できないということです。私を含め世界中で多くの研究者がこの謎に挑んでいますが、まだ確固たるシナリオは確立していません。
■理工学部を目指す高校生へのメッセージ
理工学部では現象のことわりを理解し(理)、それを身の回りで応用していく力(工)が求められます。なぜ宇宙はできたのか?どうやって車は走るのか? AIを自分で作りたい! そういった「なぜ、どうやって、こうしたい」を追究したい人はぜひ理工学部へ来てください!
■プロフィール
2013年3月名古屋大学にて博士(理学)を取得後、研究員として
名古屋大学KMI(〜2013年9月)、ワルシャワ大学(〜2016年9月)、
フロリダ大学(〜2018年9月)、高エネルギー加速器研究機構(〜2019年2月)、
中山大学(〜2024年7月)、横浜国立大学(〜2025年3月)にて従事。
その後2025年4月から助教として現職に着任。
34|福田 枝里子 Eriko Fukuda
機械電気創造工学科
|研究テーマ|
■液晶材料を中心とした“やわらかい” 物質のデバイス応用
「液晶って、ディスプレイのことでしょ?」と思ったあなたへ。確かに、液晶ディスプレイは液晶の応用先の代表例と言えますが、近年では機能性材料と複合化することで液晶特有の特性をさらに引き出し、表示用途に留まらない応用研究が進められています(例えば、スマートウィンドウ、半導体、人工筋肉など)。本研究室では、金属やセラミックスのような“かたい”材料ではなく、液晶や高分子といった "やわらかい”材料 (=ソフトマター)に注目し、他の研究機関や企業と共同で新規デバイスの開発と 高機能化に取り組んでいます。未来の暮らしを変える“ソフトマター工学”の世界へ、飛び込んでみませんか?
■理工学部を目指す高校生へのメッセージ
「理工学」とは、自然科学を追求して自然界の様々な現象の原理や法則性を探究する「理学」と、そうした理論を基盤として、世界にこれまで存在しなかった新しいモノや価値を創り出す「工学」が融合した学問領域です。 電気が届く、車が動く、情報が瞬時にやりとりできる。私たちの暮らしの “当たり前”の背後には、数多くの理工学の知恵と技術が息づいています。考え、作り、また考える。仲間と協力しながら理論と実践を往復する試行錯誤が、やがて未来の“当たり前”を創り出す力になっていくはずです。
■プロフィール
2011年山口東京理科大学基礎工学部電子・情報工学科卒業。
2013年九州大学大学院総合理工学府環境エネルギー工学専攻修士課程修了、
2016年九州大学大学院総合理工学府環境エネルギ一工学専攻博士後期課程修了。
所属学会:日本液晶学会、電子情報通信学会など。博士(工学)。