学科概要
電気工学科の紹介
電気・電子・情報通信工学に関連する技術は、あらゆる産業分野において基幹技術としての位置を確立している。
本学科では、現代社会のさまざまなニーズに対応し、21世紀の生活を創造できる電気・電子・情報通信技術者の育成をめざし、幅広い分野での応用力、および実践力が身につく系統的な教育をタムリーに展開していく。
具体的には、電気・電子・情報通信工学を広く学び、電力/通信/交通システムなどのインフラ・電機業界で活躍できる人材育成をめざす。
4年間の学びの流れ
1年次
2年次
3年次
4年次
国家資格取得支援
- 電気主任技術者(要実務経験)※
- 第一級陸上特殊無線技士(長期型養成課程)
- 電気通信主任技術者(試験科目一部免除)
- 工事担任者(試験科目一部免除)※
- 電気工事士(筆記試験免除/第二種)※
- 高等学校教諭一種免許状(工業)
※受験合格もサポート
3つのポリシー
入学者の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
環境と技術の調和、社会的要請及び責任を重んじ、クリーンエネルギー、燃料電池、電気モーター、パワーエレクトロニクス、超伝導などの電気エネルギーに関心を持つ人、又は、通信ネットワーク、情報処理、ワンセグ、半導体デバイスなどの通信システムに関心を持つ人を積極的に受け入れる。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
技術者倫理を身につける「技術者キャリア形成」、数学、物理などの「工学基礎」、電気回路、電磁気などの「専門基礎」を学んだ後、電気エネルギー又は通信システムをコース選択し「専門」を深く学ばせる。同時に演習で資格取得をサポートし、また、KSUプロジェクト型教育、実験や卒業研究で実践力を修得させる。
学位の授与方針(ディプロマ・ポリシー)
電気回路・電磁気に関する専門基礎の理解の上に、電力と情報通信に関連したエネルギー及びシステムに関する高度な専門知識と技術を学び、これらを実務に適用し得る能力を身につけた者、並びに、論理的に説明・討論するコミュニケーション能力と技術者倫理を身につけた者に学位を授与する。
学科の沿革
1960年 | 九州商科大学商学部商学科の単科大学として開学 |
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1963年 | 九州産業大学に改称とともに工学部・電気工学科(現 電気情報工学科)が機械工学科、工業化学科とともに発足 |
1969年 | 電力工学課程(後の電気コース)、電子工学課程(後の電子コース)を設置 |
1992年 | 情報コースを新規に設置し、電気、電子、情報の3コース制となる |
2007年 | 電気、電子、情報の3コース制から電気電子系、情報通信系の2コース制に変更。電気情報工学総合コース(JABEE 対応)設置。 |
2013年 | 電気電子系、情報通信系から電気エネルギー系、通信システム系に変更。無線従事者の長期型養成課程設置。 |
2017年 | 理工学部電気工学科に改組。電気エネルギーコース、通信システムコースを設置。 |