受験生の皆さんへ
先輩からのメッセージ
渡辺 康太郎 氏
仕事の内容
東芝プラントシステム(株)の渡辺です。九州では聞きなれない会社ですが、原子力発電所や火力発電所及び水力発電所といった発電設備や、上下水道設備や鉄道関連施設及び生産工場といった社会インフラ・一般産業設備の建設及び保守/改良工事を行っている会社です。 私は、原子力事業部のプロジェクト管理グループという部署で働いており原子力発電プラントの保守/改良工事に関するプロジェクト業務及び見積の作成・予算管理を行っています。
大学時代に頑張った(楽しかった)こと
研究が楽しかった思い出が強く残っています。私が所属していた研究室は、手作りの装置(磁気浮上電極電離箱という装置)で光触媒や植物が発生させる微小な電荷を測定するという、他では出来ない事が出来ました。そのため、毎日新たな発見をすることができ、研究に対する意欲が薄れることなく大学院修了まで楽しみました。
後輩に一言
これから社会に出る皆さんは将来の目標を持っていますか?是非、自分のやりたい職業を目指しつつ充実した大学生活を送って下さい。その際は、理想の社会人としての自分を意識してみると良いかもしれません。少し違った視点で自分を見直せると思います。 また、私は社会人になって、仕事を率先して行い良い成果を出したいと思う高い向上心と、ストレスに負けない強い精神力が大切だと感じています。ぜひ、その様な気持ちを学生のうちに培ってください。
平成29年7月24日掲載
渡邊 紀貴 氏
仕事の内容
私は、エンジニアリング業務に携わっております。業務内容としまして、見積りからシステムの設計、盤やソフトの製作指示、試運転調整までを一貫して行うような業務となっております。又、現在は太陽光発電システムの設計に携わっており、最適な機器の選定、図面(単線結線図等)作成、機器調整の試運転等を仕事としています。
大学時代に頑張ったこと
エリアワンセグの研究に注力しておりました。研究の中で『電界強度の調査』を行うにあたり、後輩の実験授業の補助など、教えることにより自分の理解が深まることをそこで経験させていただきました。又、二度の学会発表という貴重な経験をさせていただき、“伝えること”の難しさと大切さを知ったことは、社会人になって人前で話すにあたり自分の力になっていると感じています。
後輩に一言
大学で学ぶ基礎的な内容は、技術者として仕事の中で活きてくるということを、社会人になった今強く感じています。基礎的な内容はしっかりおさえておくこと、大学時代の教科書は今でも使いますので捨てないでいることが大切です。又、大学時代ほど自由と時間がある時期に、今やれること(資格取得やアルバイトや遊び等)をやっておくことで自分の強みを形成していくことも大事だと思います。
私は先輩から「技術屋は死ぬまで勉強」という言葉を言われた経験があります。皆さんも日々研鑽を行い、いろんな経験を勉強してがんばっていきましょう。
平成28年4月1日掲載
西田 圭 氏
仕事の内容
初めまして、QTNetの西田です。私は、サービスオペレーションセンターという部署で働いており、BBIQ/BBIQ光電話サービス※のネットワークおよびサーバに関する保守・運用業務を担当しています。インターネットは、社会的に重要なインフラとなってきているため、常に装置の稼働状況を把握し、異常を検知した場合は、復旧に向けた対応を迅速に行います。
※ BBIQ/BBIQ 光電話サービス:光ファイバー1本でインターネットも電話も楽しめるサービス
大学時代に頑張ったこと
とにかく手を動かして考えてみることを意識しました。例えば、難しい数式を解く場合、正解を得ることも必要ですが、途中まででも自分でやってみるようにしました。正解が得られないことが多かったのですが、何か課題に直面した時に、粘り強く考えることができるようになったと思います。
後輩に一言
失敗を恐れずに、何事にもチャレンジをして下さい。学生の時にどれだけ多くのことにチャレンジしたかは、とても重要です。失敗なくして成功はありません。 また、できるだけ多くの人と話をしましょう。何をするにもコミュニケーションは大切です。相手の話を聞くこと、自分の思いを人に伝える力が自然についてきます。また、同年代だけではなく、さまざまな世代の方と話をすることも大切です。世の中の見え方が変わってきます。
平成27年6月24日掲載