新・理工学部

20|赤坂 亮 Ryo Akasaka

機械電気創造工学科

|研究テーマ|

■将来の産業応用が期待されるガスや液体
(低温室効果冷媒、高圧水素、重水など)の熱物性に関する研究

産業で使われる気体や液体の「熱物性」(蒸気圧、密度、比熱など)を正確に予測するモデルを長年研究しています。最近では、温室効果が非常に小さい冷媒(エアコンで使われているガス)の性質をモデル化し、それを使った冷凍機・空調機の設計に役立つソフトウェアを開発中です。国家プロジェクト(NEDO)にも参画し、他大学や企業との共同研究で実用化を進めています。また、海外の研究機関とも連携し、ISO など国際規格の策定にも関わっています。

■理工学部を目指す高校生へのメッセージ

 気体って、一見みんな同じように見えるけど、重たい気体、軽い気体、押したらすぐ液体になっちゃうもの、冷やしてもなかなか液体にならないもの、色があるもの、燃えるもの・・・いろいろあります。そんな気体の性質は、機械や装置をつくるときにめちゃくちゃ大事な情報になります。「気体っておもしろ〜い」って思う気持ちがあればOK。九産大で一緒に気体の謎解きに挑戦してみませんか。
 

■プロフィール

2000年に九州大学で博士(工学)の学位を取得後、
他大学での勤務を経て2010年に九州産業大学に着任しました。
専門は熱工学で、主に「熱物性モデル」の観点からエネルギーの有効利用や
環境負荷の少ない技術の開発に取り組んでいます。

21|阿部 宜輝 Yoshiteru Abe

機械電気創造工学科

|研究テーマ|

■大容量光伝送用光ファイバ接続技術に関する研究

通信需要の拡大に伴い、現行の光ファイバが持つ通信量の限界に近づいています。この課題に対し、新たな伝送媒体としてMCF を使った伝送技術が国内外で研究されています。MCF を社会実装するためには、MCF を着脱可能に接続できる光コネクタが必要不可欠であるため、高精度・高信頼なMCF 接続技術を研究しています。また、通信キャリア企業との共同研究を実施しており、企業連携によるGo-Tech事業(成長型中小企業等研究開発支援事業)を通じた研究開発にも取り組んでいます。

■理工学部を目指す高校生へのメッセージ

技術が切り拓く未来を一緒に考えましょう。通信インフラは社会の基盤として欠かせない分野であり、取り組んでいる教育・研究は、皆さんの成長と社会への貢献の両方を実現できます。自分の興味や未来への希望を大切にして、具体的な目標を一緒に描いて実現しましょう。

■プロフィール

1996年九州大学工学部電気工学科 卒業、
1998年九州大学大学院システム情報科学研究科電子デバイス工学専攻修士課程 修了。
1998年から2023年まで日本電信電話株式会社にて光通信技術の研究開発に従事。
2005年博士(工学)(九州大学)。