新・理工学部

01|朝廣 雄一 Yuichi Asahiro

情報科学科


|研究テーマ|

■情報科学基礎理論: アルゴリズムと計算複雑さ

「アルゴリズム」の情報科学における位置づけは、スポーツで例えると「走ること」に対応します。色々なスポーツ 【コンピュータにおける処理】で必要な基本技術が、走ること 【アルゴリズム =処理手順】です。色々なスポーツを上手にプレイするには、速く上手に走る必要があります。 例えばサッカーを例にとると、速く走れれば有利ですし、速いだけでなく上手に走る技術が有効です。コンピュータにおいても、速いアルゴリズムや、上手な(例えば、容量をあまり使わな い)アルゴリズムなどが必要とされています。

■理工学部を目指す高校生へのメッセージ

どのような分野においても、基礎とされる技術や知識を身につけておくことは重要です。大学で、情報科学に関する基礎知識や基礎技術をしっかりと身につけて社会に出ることを目標としてください。

■プロフィール

2000.4 九州大学大学院システム情報科学研究院 情報工学専攻 助手
2002.4 九州産業大学 情報科学部 社会情報システム学科 助教授
2007.4 九州産業大学 情報科学部 社会情報システム学科 准教授
2009.4 九州産業大学 情報科学部 情報科学科 准教授
2011.4 九州産業大学 情報科学部 情報科学科 教授
2017.4 九州産業大学 理工学部 情報科学科 教授

02|安部 恵介 Keisuke Abe

情報科学科

 |研究テーマ|

■最適化手法の産業応用と機械学習によるデータ分析

AIやビッグデータの活用が注目を集めていますが、機械学習はAIの基本となる技術であり、最適化手法の応用でもあります。産業分野での問題解決から新たな応用分野として機械学習を用いたデータ分析技術に取り組んでいます。教育情報システムに蓄積されたデータを用いて、 個々の学生に適した履修計画支援など教育ビッグデータを活用した教育・学習支援方式の開発を行っています。また学生の修学指導等にも活用しています。

●理工学部を目指す高校生へのメッセージ

情報技術やAI技術の進展は目覚ましく社会が大きく変容しようとしています。スマホなど情報機器を使いこなしてきたデジタルネイティブと呼ばれる皆さんの活躍の場は広く、成長が大いに期待されています。ぜひ理工学部で中核となる技術を身につけ、今後の社会の発展に大きく貢献してください。

■プロフィール

東京大学大学院工学研究科修士課程修了。
三菱電機中央研究所、 産業システム研究所において
交通・物流等の大規模システムの最適化に関する研究に従事。
その間東北大学JR東日本寄付講座客員助教授を経て、
現在九州産業大学理工学部情報科学科教授に至る。

03|石田 健一 Kenichi Ishida

情報科学科

 |研究テーマ| 

■電磁界シミュレーション

波動情報工学は、波の性質を使って情報を集めたり伝えたりする技術の分野です。私は特に逆散乱解析という分野を研究しています。これは、電磁波が物体に当たって透過したり反射したりする様子から、物体内部の構造を調べる方法です。マクスウェルの方程式という物理の法則に基づいて、コン ピュータで電磁波の伝わり方を計算する方法で研究をしています。

■理工学部を目指す高校生へのメッセージ

大学では、自分で学んで理解する力を身につけることが大切です。理系の学問 は、基礎をしっかり学ぶことで難しい問題も解けるようになります。シミュレー ションの分野では、数学や物理の基礎に加えて、プログラミングも役に立ちます。 また、大学では多くの人と出会い、さまざまな挑戦ができます。勉強だけでなく、人とのつながりも大切にしながら、充実した時間を過ごしてください。

■プロフィール

山口県生まれ。九州大学工学部情報工学科卒業、
大学院システム情報 科学研究科情報工学専攻博士課程修了、博士(工学)。
九州大学助手を 経て、2002年九州産業大学に就任。
第一種情報処理技術者、第一級 陸上特殊無線技士。
電子情報通信学会、電気学会、IEEE各会員。
著書 に「微分積分講義テキスト」(コロナ社)。