機械工学科DEPARTMENT OF MECHANICAL ENGINEERING

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機械工学科
研究
2021.04.12

産業応用工学会「Best Paper Award」を受賞しました。

機械工学科丘華教授と久保明雄准教授の論文「An Experimental Research on Surface Roughness of Fine-Grained Graphite Machined by Micro End Mills(小径エンドミル切削による微粒子グラファイト材の表面粗さに関する実験研究)」が、2020年度産業応用工学会英文論文誌で「Best Paper Award」を受賞しました。

 この論文は、微粒子グラファイトを小径エンドミルという工具を用いて切り削った表面の粗さについて、その特徴や切削条件との関連性を明らかにしたもので、飛行機のエンジンなどに使用される複雑な形状を持つ高温高強度合金の難切削材質部品を高精度かつ効率的に加工する、型彫り放電加工技術の向上に役立つものです。

 統計的な分析手法によって脆性材料切削表面の粗さを予測するために要因を同定することや、その実験式を導き出したこと、検証実験を重ねて得られた実験式が良好な予測精度を持つことなどが評価されました。

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