電気工学科DEPARTMENT OF ELECTRICAL ENGINEERING

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2016.11.08

本学科の1年次生が学外見学に行きました。

11月8日(火)に電気情報工学科の1年次の科目である電気情報工学導入演習の一環 として学外見学を実施しました。見学場所は、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー事業を行っている九電みらいエナジー社の宗像メガソーラー発電所(宗像市)と固定回線からインターネット等の通信事業者として知られるNTT西日本社の電気通信設備(福岡市天神) です。尚、九電みらいエナジー社の宗像太陽光発電所は九州産業大が所有する宗像グランド内に建設されており、毎年見学を行っています(平成27年度の様子)。

はじめに、太陽光発電所の見学を行いました。生憎の雨模様でしたが、担当者か ら太陽光パネルで発電された直流の電圧がパワーコンディショナーを通じて交流 の電圧及び昇圧されて最終的には九州電力の電力系統へ接続されていることにつ いて詳しい説明を聞けました。その他には、九電みらいエナジー社が手掛けている風力や水力、バイオマス、潮力発電についての説明もありました。

次に、今回初めての企画としてNTT西日本社の電気通信施設を見学しました。 普段目にする機会が無いMDFと呼ばれる主配線盤や各種回線交換機など数万回線 もの通信を処理する装置を目の前にして説明を受けました。さらに、洞(とう)道 と呼ばれる電気通信設備間でメタルケーブルや光ファイバーを接続するためのト ンネルを見学しました。見学では地下30 mぐらいまで降りて、200 m程トンネル 内を歩きながら担当者の説明を聞きました。その後、NTT西日本の事業内容等についての説明などがありました。

見学した1年生から、「太陽光発電所は、家庭用とは違った産業用のサイズ感や 機械の音などを身をもって感じることが出来たので良かったです。NTTの施設見 学は、普段滅多に入れない所を見ることができ、また、重要な設備や施設を見学 できたので今まで以上に興味を持て通信の仕組みを知ることができたので良かっ たです。」という感想がありました。

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