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プチオープンキャンパス・キッズでものづくりを楽しみました
光るオリジナルネームプレートスタンドを作ってみよう!
九州産業大学理工学部の新たな取り組みとして、ものづくりや理系の面白さに触れる機会を小学生にも与えたいという思いから、夏休みに小学生を対象としたものづくりイベントを開催しました。理工学部の情報科学科、機械工学科、電気工学科から各学科ならではのメニューを用意しました。
【テーマ一覧】
1. ロボット運動会に挑戦!~競泳ロボットを作ってみよう~(対象学年:小4~小6・15名)
2. 紙ヒコーキで学ぶ飛行機の原理(対象学年:小3~小6・15名)
3. 光るオリジナルネームプレートスタンドを作ってみよう!(対象学年:小5~小6・15名)
4. お手軽電子工作(テーマは当日のお楽しみ!)(対象学年:小5~小6・15名)
5. 早押し判定スイッチを作ってみよう!(対象学年:小5~小6・15名)
6. 遊んで学ぼう!~プログラミングボードゲーム~(対象学年:小1~小3・15名)
電気工学科では、「光るオリジナルネームプレートスタンドを作ってみよう!」と「お手軽電子工作(テーマは当日のお楽しみ!)」を実施しました。ここでは、学生サークルである電気工学研究部の学生が小学生に作成の指導を行った「光るオリジナルネームプレートスタンドを作ってみよう!」について紹介します。
先ず、電気工学科の貞方先生(電気工学研究部 部長)より、ものづくりのおもしろさや電子工作、機械工作、プログラミングなどを学ぶことで、小学生の皆さんが思い付いたアイデアをカタチにすることができることを説明しました。
その後、部品の説明や作製手順について、先生が説明を進めながら、電気工学研究部の学生が小学生数名を担当し、間違いやケガをしないようにはんだ付けやアクリル板の組立、プログラミングを教えました。
予めレーザー加工機で作製していたネームプレートスタンドのパーツを接着剤でくっつけてケースを組み立てました。その後、中に入れる色んな色に光るLEDや色や点灯パターンをコントロールするマイコンなどをはんだ付けで基板に取り付けました。はじめて、はんだごてを握る小学生も居ましたが、学生が丁寧にはんだ付けのことを教えると上手くできるようになりました。ただ、はんだ付けの箇所が多かったので、小学生には大変な作業でした。最後は、マイコンにパソコンを用いてプログラムを書き込むことで、自分でデザインしたネームプレートが七色に輝くネームプレートスタンドの完成です。中には一発では動作しない子も居ました。学生が動かない原因を探し出して、はんだ付けが上手くできてないなどを小学生に教え、電池を入れて完成したときの小学生の笑顔は忘れられません。時間の都合で、プログラミングの詳細は教えれませんでしたが、小学生でプログラミングを習っている子からは、どうやったらLEDの色を変えれるのかなど質問していました。理系に進む高校生や大学生を増やすためにも、この様なイベントを通じてものづくりに興味を持っていただくことが重要だと感じた日でした。