理工学部電気工学科の3年生の授業であるパワーデバイス工学の時間に、ジャパンセミコンダクター及びローム・アポロのご担当者様に本学へお越しいただきました。両社は、九州における半導体メーカーではトップクラスの半導体製造を手掛ける企業です。九州は、古くから半導体産業に関わる企業が多数存在しています。また、TSMCという世界一の半導体製造メーカーの工場が熊本県に建設されたこともあり、九州シリコンアイランドがより一層活気づいています。しかし、九州の半導体産業人材は、各分野で人材不足が起きています。そのため、各大学や高専、そして、半導体産業全体が、人材教育のために様々な取り組みを実施されています。その一環として、半導体産業や半導体ってどうやって作られるのかについて説明を頂きました。受講した学生からは、「半導体産業人材の不足はニュースで聞いたりしていた。実際には、どんな仕事があるのか、何を学んでいると良いのかがわからなかったです。今回の講義を聞けてより半導体産業について調べて、就職活動を行いたい。」と述べていました。ジャパンセミコンダクター及びローム・アポロのご担当者様、ご講演頂きありがとうございました。

株式会社ジャパンセミコンダクター

https://www.jsemicon.co.jp/

システムLSIの生産を行う東芝の関連会社である。 旧東芝大分工場の事業の一部を、東芝の100%子会社である岩手東芝エレクトロニクスに会社分割により承継させて、2016年4月に発足した半導体製造メーカーです。

 

ローム・アポロ株式会社

https://micro.rohm.com/jp/apollo/

世界的な半導体メーカーであり、ローム株式会社のグループ企業です。次世代パワー半導体として注目されるSiCパワーデバイスの生産能力強化・
安定化を図るためにロームグループとして半導体・電子部品の製造を行っています。広川本社工場、筑後工場、長浜工場、行橋工場に工場があります。